![]() | 海鳴の花嫁 玻璃暗涙 ・ 著者:森崎朝香 ・ 講談社X文庫ホワイトハート ・ 2009/05/01 |
「天の神と結ばれれば、国を栄えさすであろう。地の人と結ばれれば、国を滅ぼすであろう」――そう予言された亥国の第一公主・巴璃。近親婚により正統を守ってきた亥王家に生まれた彼女は、本来ならば次期国王の正妃と定められるはずだったが、予言により神殿の星読みの巫女となった。しかし、神殿に籠る彼女を折に触れ連れ出してくれる兄王・海鵬にいつしか想いを募らせる。一方、庶子の第二公子・紫陽は、隣国・紗で得た妻子を置き去りに亥に戻り、未亡人となった初恋の人との恋を成就させてしまう。そんな中、巴璃は国を揺るがす災いを予言するが……。花嫁シリーズ8作目。国のために秘された恋と、国の命運を左右してまで貫いた恋、ふたつの恋を描いたお話。時間軸としてシリーズ中最古のお話であり、シリーズの序章といえる作品です。
![]() | アルビオンの夜の女王 吸血公爵と紅き御曹司 ・ 著者:木村千世 ・ B’s‐LOG文庫 ・ 2009/11/14 |
アルビオン王国の秘密の騎士団<青の薔薇十字団>を率いる「夜の女王」セシア。休暇中の彼女と契約者たちに齎された次の案件は、近頃王都で流行している「アリスの箱庭」製の秘薬について。製造に魔術が使われているらしいのだ。早速調査を始めようとしたセシアの前に、先の事件で出会った「黒世界」の王子ラゼリオンが現れ、「黒世界」の継承戦争からかくまって欲しいという。そうこうするうち、取り寄せたくだんの製品に魔物の国・ヴェネドシア固有種の成分が含まれていることを知ったセシアは、本格調査に先駆け、ヴェネドシアの吸血公爵へ事情説明に赴くことになるが……。"魔"関連の事件を扱う「青の薔薇十字団」を率いるセシア(実はアルビオン王国女王の実姉)と三人の契約者(吸血鬼・狼男・改造人間)、セシアに求婚した魔王子・ラゼリオンらが繰り広げるゴシックファンタジー、2巻目。
![]() | 城ゆき姫と囚われの7獣者 ・ 著者:尾久山ゆうか ・ ビーズログ文庫 ・ 2009/11/14 |
寛井美空16歳、無類のマスコット好き。夢はハリウッドでマスコットキャラと共演すること。そんな彼女がある日、精巧なネコ耳&尻尾をつけた美少年を発見!彼に導かれるかのように「城ゆき姫と7人の獣者」という横断幕のかかったテント小屋に入ってしまうが、そこはアトラクションではなく、なんと異世界への入口だった。魔女の呪いによって全国民が獣に堕ち、滅亡寸前のアートラクシン王国に召喚されてしまった美空は、追いかけてきた獣耳愛好家の幼馴染み・一晴とともに、獣化が進む6人の王子たちから助けを乞われ…!?コバルト文庫で執筆されていたさくまゆうこさんじゃないかな〜と思われる尾久山ゆうかさんによる作品は、元気でお人よしな女子高生が主人公の巻き込まれ型メルヘンファンタジー。滅亡に瀕している異世界に連れて来られた主人公が、原因を作った魔女を倒そうとするお話(?)です。
![]() | 翔べ、遥か朝焼けの空 幻獣降臨譚 ・ 著者:本宮ことは ・ 講談社X文庫ホワイトハート ・ 2009/11/05 |
「虚無の果て」においてアリアたちは父、クルサード、叔父を救い出すことに成功するが、最高司祭が不自然な形で死亡、ケルベロスの契約の門たる剣は消え去っていた。ミルヒランドの公宮に戻ったアリアはヒルディアらと闇の果ての体制、新たな武器について、今後のミルヒランドの動向、また力を持つ女性でなく男性が国を治めるのかなどについて話し合う。そんな中で、昔の記録がどこもかしこも綺麗に抹消されていることに気付くアリア。その後シュータンとの戦争に突入した故国リスタルに戻る決意をし……。アリアの旅が終り、リスタルヘ帰るまでが描かれるシリーズ13巻目(外伝除く)。今作の最後でようやくお話動き出したという感じです。
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