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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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小田菜摘「そして花嫁は恋を知る 緑の森を拓く姫」

   2009-05-04  Tag : 小田菜摘コバルト文庫そして花嫁は恋を知る椎名咲月
そして花嫁は恋を知る緑の森を拓く姫 (コバルト文庫 お 7-4)そして花嫁は恋を知る緑の森を拓く姫 (コバルト文庫 お 7-4)
(2009/05/28)
小田 菜摘

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 「利発なそなたなら、遠い異国でも立派にやっていけるでしょう」――母・ブラーナ女帝の采配によって、姉を飛び越しゲオルグ公国の君主・リアヒルトに嫁ぐことになった皇女エリスセレナ。母の言葉に複雑な思いを抱きつつ嫁ぎ先に向かった彼女は、途中に立ち寄った修道院で聖騎士・イシュトファルと出会い、嫁入り道具の護衛役になってもらう。彼はリアヒルトの異母弟で、教会では認められない存在である庶子だった。そしてリアヒルトに妊娠中の愛人がいると聞き……。
 政略結婚で嫁ぐことになるお姫様が事件や陰謀に巻き込まれ、その中で恋を知るまで(※ここ重要)を描いた読み切りシリーズの4作目。
 ヒーロー・イシュトファルは政略結婚の相手ではなく、かつ信心深い修道士。主人公・エリスセレナはリアヒルトとの結婚に重要な意味があることを理解している。そんな発展性のない二人の話をどこへどうもっていくんだろうとわくわくしながら読みました。いやー予想外の大胆な展開を見せてくれて大変面白かったです。

 エリスセレナは自分の利発さをかわいげのないものと思っていて、容姿にもコンプレックスあり。けれども決して卑屈なわけではなく、責任感のあるしっかりした子で好感度大。
 対するイシュトファルは修道騎士らしく浮世離れした純粋さを持ちつつ容赦ないところもある。さまざまなものをまるっとのみこんで、毅然としているしなやかな人柄が魅力的でした。

 エリスセレナがちょっと接近しただけで戒律です!的にイシュトファルが動揺する場面、反対にイシュトファルが思ったことを素直に言うことで、結果、自覚のない殺し文句になり、エリスセレナをドキドキさせたりする場面にニヤニヤさせていただきました。

 そんな二人が交わしたやりとりの中で、エリスセレナが母親の言葉を前向きに捉え、自分の責務を改めて自覚していくあたりがよかったですね。
 お互いを信頼し合い、しだいに大切な存在になっていく過程が丁寧に書かれていて、最後の場面は胸いっぱいに。糖度は高くありませんがよいラブでした。満足です。
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