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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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橘香いくの「ブランデージの魔法の城 魔王子さまの嫁取りの話」

   2009-05-31  Tag : 橘香いくのコバルト文庫ブランデージの魔法の城石川沙絵
ブランデージの魔法の城―魔王子さまの嫁取りの話 (コバルト文庫)ブランデージの魔法の城
魔王子さまの嫁取りの話

・ 著者:橘香いくの
・ コバルト文庫
・ 2009/06/02
 橘香いくのさんの新作は、超傲慢で非常識な魔王子(=魔術師兼勘当された王子)と、生真面目で頑固な女の子のラブコメファンタジー。雑誌Cobalt掲載作に加筆修正したものと書き下ろしの2話が収録されています。


◆「魔王子さまの嫁取りの話」
 ブランデージ国の辺境の森に住む、勘当された元世継ぎの王子・ドナティアン・シャルル。彼は国一番の魔術師であったが、ある時自分の得た知識や秘術が一代で失われることを憂い、後継ぎとなる息子を作ろうと思い立つ。水盤が示した息子を生むのに最適な女――旅籠屋の6人兄弟の長女・アドリエンヌを城に「調達」するが。
 とにかく序盤から「そなたはわたしの息子を産むのだ」と、さも当然のようにありえない要求をし、アドリエンヌを唖然とさせるドナティアン・シャルルに笑い転げました。
 女は息子を得る道具としか思っていないドナティアン・シャルルに、愛のない結婚は断固拒否と逃げ出そうとするアドリエンヌ。そうこうするうちお互いを知っていき、しだいに二人の心に変化が生じていくのが本当に楽しかったです。オチのうまさにニヤニヤでした。


◆「魔王子さまと里帰りの顛末」
 なにはともあれ、一度家に帰らせてほしいと申し出たアドリエンヌだったが、ドナティアン・シャルルは逃亡を恐れ許可してくれない。押し問答の末、アドリエンヌに同行し家族に会うと言い出して……。
 魔王子さまを連れ帰ったことで村を巻き込んだ騒動に。その中で二人にすれ違いが生じ……という話。
 家族に会うと言ったドナティアン・シャルルに対し、「えええ――っっっ!?」で応えたアドリエンヌの心中の言葉が普通にひどくて(※主に彼への客観的評価)大笑いです。

 村人たちの介入が超うざかったけどそのおかげで[ネタバレ:改めて気持ちを確かめあう]きゅんきゅんな場面を拝むことができ満足です。[ネタバレ:魔術師ならではの口説き方は破壊力抜群。素敵でした(*´ェ`*)ポッ]

 その奔放さでアドリエンヌのコンプレックスのもとになっていた妹のファニーがすげえイイ性格。彼女演出のオチにこれまた笑って、幸せな気分で読み終えることができました。

 見た限りでは「シリーズ」という表記はどこにもないのですが、フォローされていないエピソードがあるので状況次第で続刊ありなのかなあと思います。今回はごく小規模のお話でしたが、続きがあるなら王宮などが絡んでもっとスケールの大きなものになるのかもしれませんね。
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