- `)。oO(少女小説読みの日記)

女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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華宮らら「薔薇の戴冠 クラシカルロマン」

   2009-07-09  Tag : 華宮ららルルル文庫クラシカルロマン石据カチル
薔薇の戴冠 クラシカルロマン (ルルル文庫)薔薇の戴冠 クラシカルロマン
(
ルルル文庫)
(2009/07/01)
華宮 らら
 ヴィクトワール王国の貿易都市・カメリアパルクでバシュレ子爵家の養い子として育ったエタンセル。いずれ一緒になるだろう子爵の嫡男・リュウールに見守られ、慈善事業の発展に力を注いでいたある日のこと、王宮からの使者が訪れる。エタンセルは王の庶子であり、王太子の死により次期王位継承者となったというのだ。病床にある王の後継者となるべく、エタンセルは王宮へと向かうことになるが……。
 19世紀欧州の架空の国を舞台に、王の庶子である女の子が女王となるまでの物語。そこには政敵がいたり国際問題などもあって……、といった感じです。前作同様、淡々とした雰囲気の硬派で堅実なストーリー。今回はロマンスもあり大変面白く読ませていただきました。
 実は前作「ルチア」の一世代前[ネタバレ:にあたり、「ルチア」の登場人物・イロンデルの両親]を描いた作品となります。「ルチア」は読まなくても全く問題ありませんが、既読だとエピローグでより一層感動できるかも。

 しっかり者で気概のあるエタンセルが補佐役・フィンや王妃(何気にこのお方はすごいと思う)らに支えられ、時に反発したり時に落ち込みながらも、王位継承者として着実に前へ進んで行く姿がとてもよかったです。与えられるだけでなく国の未来を見据えて自ら行動を起こし、その一生懸命な姿勢によって人々の心を掴んでいくのが本当に恰好よかったなあと思います。

 ラブ面も十分満足できました。エタンセルと相手役がだんだんとお互いを意識するようになっていく様にニヤニヤし、最後の告白にはきゅんきゅんさせていただきましたです。やー、あれは反則でしょう……!
 エタンセルの数十年後が描かれるエピローグはステキすぎて胸いっぱい。非常に幸せな気分で読み終えることができました。なんというか、「ルチア」についても色々と納得したりして。

 今作がよかったので、作者さんの次回作は何であろうと購入決定。楽しみに待ってますー。
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感想を読んでいてなんとなくピンと来て
薔薇の戴冠を買ってみたんですが。
なんか出てくる人物達が良い人過ぎて
王国の危機って感じがあんまりしなかったです。
と、思ったらシリーズ物でしたか・・
ルチアを読んでみよう。

フィンとリュウールはもちっと悩むか葛藤しろや!
とか、エティが良い子過ぎて掴み所が無いように
感じたのはちと残念でした。
[ 2009/07/21 19:52 ] [ 編集 ]
コメントありがとうございます。
まだご覧下さっているかどうかわかりませんがお返事を。

えーと、なんだか私の感想のせいで好みにあわない作品を掴ませてしまったようでゴメンナサイです(ホント、人様の参考にならないブログで……Orz)。

確かに色々とヌルいというか、ご都合主義というか……その点は否定できないですよね。そんなうまくいくかい!っていう……。

登場人物たちの葛藤を描くには圧倒的にページ数が足りてなかったですね。2~3巻のボリュームで描いてくれたら、もっといい作品になったかも。

あ、えと、「ルチア」はこの作品の補完にはならないと思いますよ~。この作品がイマイチなら、あまりお勧めできない気がしますー(汗
[ 2009/07/21 22:02 ] [ 編集 ]
なんとなくコバルトの流血女神伝みたいなのを勝手に
想像してそう言う展開があるんだろう!?
と期待しちゃったてたもんで。こちらこそすいません。

新刊を漁らなくって久しいですがコチラの感想は楽しく
読ませてもらってます。
[ 2009/07/21 23:47 ] [ 編集 ]
お返事ありがとうございますー。

なるほど流血女神伝ですか。あのレベルを求めると、少女小説ではなかなか難しいですよね。
ぱっと思いつくのは、同じ作者さんのアンゲルゼ、小野不由美さんの十二国記ぐらいになっちゃうかなあ?

単純に書き手がいないということもあると思いますが、今の少女小説界の潮流を考えると、そういった骨太作品は出しにくいんでしょうね。
これからに期待、ということで!

>コチラの感想は楽しく読ませてもらってます。
あああありがとうございます~。これに懲りず、またヲチっていただけるとうれしいですー。

[ 2009/07/22 07:06 ] [ 編集 ]
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