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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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汐月遥「灰かぶり猫と半月の騎士」

   2009-09-04  Tag : 汐月遥コバルト文庫灰かぶり猫と半月の騎士神月凛
灰かぶり猫と半月の騎士 (コバルト文庫 し 14-1)灰かぶり猫と半月の騎士
・ 著者:汐月遥
・ コバルト文庫
・ 2009/09
 「私と一緒に来てくれないか?私には君の力が必要だ」――両親を亡くし貧しい宿屋で働いていたキーリアにそう告げたのは、セグラトルの議員を務めるゲルナークだった。人には見えないものを視るキーリアに、彼はある計画を持ちかける。それから半年後、キーリアは最高位の巫女姫である「神依姫」となるべく、候補者たちが集まる聖堂へと入ることに。同時期、聖堂のある都では放火が相次いでいて……。
 2008年度コバルト・ノベル大賞佳作受賞作家さんによるデビュー文庫。異能持ちの少女が主人公の異世界ファンタジーです。
 「灰かぶり猫」とあだ名される不遇な身の上の主人公・キーリアが、名門士族に支配される体制を変えたいという思想を持つゲルナークの協力者となり、騎士ロトリック、教師役のセダルとともにその計画の一端である「神依姫」を目指すというのが前半のストーリー。後半は聖典に描かれた「ものがたり」が絡み意外な方向へとお話が進んでいきます。
 ワタクシが期待するようなラブはありませんでしたが、単純にストーリー展開が面白く、どきどきわくわくしながら楽しめました。

 主人公・キーリアはちょっと考えなしだけど、自らの手で未来を切り開いていこうとする気概のある子で好感を持ちました。神依姫候補の一人でテンプレないじめっこ・ミスルーとの対決などはお約束だなあとニヤリです。

 「女の子と少年騎士の、二人の絆を描いた物語」ということで(※あとがきより)、前向きなキーリアの姿勢に、脆い所のあるロトリックが影響され、二人の間に絆が生まれていくのはよかったと思います。
 また、個人的にはその絆より強いものに思えた、家族のように接してくれたゲルナークに対するキーリアの気持ちや、聖典に描かれた幻想的かつ切ない姉妹の「ものがたり」が印象的で心を揺さぶられました。

 次回作がこの作品の続きになるのか新作になるのかはわかりませんが、今回思いのほか楽しませてもらえたので、追いかけていきたい作者さんですね。
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