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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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薙野ゆいら「金蘭の王国 月満ちる鏡の里へ」

   2009-09-11  Tag : 薙野ゆいらビーンズ文庫金蘭の王国香坂ゆう
金蘭の王国  月満ちる鏡の里へ (角川ビーンズ文庫)金蘭の王国 月満ちる鏡の里へ
・ 著者:薙野ゆいら
・ 角川ビーンズ文庫
・ 2009/08/29
 とうとう正式に婚約することになった綺理と冬惺。婚約式を行う玉造の里へと向かう途中、同行する翔波のもとに実家・鏡作家からの使いが現れる。半月前から化け物に襲われ難儀している鏡作の里を、当主となって助けて欲しいというのだ。化け物は「継承の獣」であり、代々の当主が継承の際に封印してきたモノ。成人してからという約束を前倒しし、当主になるための「継承の儀」をすぐにでも行うことを求められた翔波だったが……。
 貴族の姫・綺理、王弟・冬惺、冬惺の従者・翔波という幼馴染み3人組+妖王の分身(だけど味方)の真羅によるラブ&妖退治の物語、シリーズ3巻目。
 当然ながらすんなり婚約式となるはずはなく、途中の鏡作の里で騒動に関わることになる一行。そこで翔波がクローズアップされ、彼が一皮むける巻となっています。またもや一筋縄ではいかない展開に、ラブ関連も見せ場ありで面白かったです。

 婚約式を前にして、冬惺から幼馴染みの「好き」以上を期待するのは諦めようとしている綺理の気持ちを知った翔波は、冬惺に揺さぶりをかけることに。そこには翔波のある想いが隠されていて――そんな感じで明らかになった翔波の心中は、なんとなく予想していたものの本当に切なかったですね。こういう愛情の形もあるんだなあと彼の優しさに胸がぎゅーっとなりました。

 そして相変わらず恋愛音痴の冬惺ですが、翔波の煽りによってぐるぐるし、綺理との絡みではおやあ?という場面がいくつかありニヤニヤ。大分変化が見えてきて、今後が楽しみです。

 それにしてもこの作品は主役含めみんな変…もとい個性的なキャラばかりですな(綺理の女師匠がこれまたすごい。年齢不詳・男装して女子にきゃーきゃー言われるのが趣味という……)その個性が単なる笑いの提供だけでなく、お話の中で意味のあるものになっているのがいいですね。
 毒薬はロマンな綺理が、今回は毒薬に精通した薬師として活躍する展開があり、恰好よかったです。そんな綺理の姿に触発されて翔波が当主の自覚を持つのも素敵でした。

 次の巻でラブ的にも物語的にもクライマックスということなので、楽しみに待ちたいと思います。
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Theme: 角川ビーンズ文庫  Genre: 本・雑誌
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