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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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香月沙耶「ハミルティアの花庭 壊しの聖女と赤炎の王子」

   2009-09-22  Tag : 香月沙耶ビーズログ文庫羽鳥まりえ
ハミルティアの花庭 ~壊しの聖女と赤炎の王子~ (B’s‐LOG文庫)ハミルティアの花庭
壊しの聖女と赤炎の王子

・ 香月沙耶
・ B’s‐LOG文庫
・ 2009/09/14
 王家とその血をひく貴族だけが咲かせることのできる国の至宝「富貴花」。それは時を見極め触れることによって結晶化し大変高価な宝石となる。「富貴花」を咲かせる学校で学ぶセラフィーナは「壊しのセラフィーナ」のあだ名通り、トラブルばかりを起こし結局一度も「富貴花」を咲かせることがないまま退学処分となる。実家へ帰る前の晩、セラフィーナはペットを探しに迷い込んだ花庭で、ある青年と出会うが、彼が咲かせ結晶化させた「富貴花」の一部を壊してしまう。彼・イヴァンは代償に自分の妻になれと言い出して……!?
 高価なものに限って壊してしまう「壊しのセラフィーナ」と呼ばれる少女と、暴君・危険分子と目されている第二王子・イヴァンによる「富貴花」をめぐるラブファンタジー。
 いきなり退学、そして求婚、お城への連行(?)と、主人公が置かれた状況のめまぐるしい変化にわくわくし、引き込まれました。作者さんの前作はちょっと合わなかったのですが、今回は普通に面白かったです。

 主要キャラが個性的でよい感じです。天然ボケで変わり者(※愛情あふれる教育の賜物)の主人公・セラと、露悪的な俺様王子・イヴァンのズレ気味な会話にはニヤニヤでした。彼らと飄々とした兄王子との絡み、それぞれの従者たちとのやりとりも楽しかったです。(とある場面での俺様王子のテレっぷり、笑いをこらえる従者の様子にウケました)

 目的と代償のために始まったセラとイヴァンの関係ですが、セラはおかしな力を持つ自分をそのまま受け止めてくれたイヴァンに好意を持つようになり、一方のイヴァンもセラの天然ぶりに毒気を抜かれ、心のままに行動する姿に惹かれていき、と徐々に変化していくのがよかったです。

 お話の流れの中で、セラたちが巻き込まれることになる陰謀に関しては少々アレな感じですが、メインはそこじゃないのでこれはこれいいのかなあと。
 [ネタバレ:暴君だと恐れられたり、謀反を疑われたりのイヴァンがその実、何よりも国のためを考えて行動していたというのが健気で泣けたですよ……]

 国を守る7つの「富貴花」のうち今回登場したのは2つ、ということで続きがあるのかなと思います。余裕があったら読んでいきたいと思います。
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