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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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青木祐子「帰らぬ王子と初恋の都 霧の街のミルカ」

   2009-10-04  Tag : 青木祐子コバルト文庫霧の街のミルカ佐倉汐
帰らぬ王子と初恋の都―霧の街のミルカ (コバルト文庫 あ 16-28)帰らぬ王子と初恋の都
霧の街のミルカ
・ 青木祐子
・ コバルト文庫
・ 2009/10/02
 オシアンの職業斡旋事務所に所属し、コンパニオンをしているミルカ。現在仕事のない彼女は、オシアンの思わせぶりな口説きをかわし、連絡が取れなくなっているスティーヴンの勤め先を訪ねる。彼は主人の命で、結婚から逃れロンドン行きを願う令嬢・フィオナの手助けをするためにエディンバラに行っているのだという。フィオナのロンドンへの憧れを煽ったのは自分かもしれない――ミルカは複雑な気持ちを抱く。北の島国・モンクオーフの領主の娘・フィオナはミルカの幼馴染みで親友だったのだ。一方、エディンバラのスティーブンは、フィオナの侍女から行方不明になってしまった彼女を連れ戻す依頼を受け……。
 シリーズ3巻目、完結編です。ミルカの親友・フィオナによる初恋の「王子さま」探しの冒険とともに、前作までは語られなかったミルカ自身の事情が明らかになっていきます。

 まず「めをさますプロローグ」というタイトルの序章で、文字通り「ええええ!!」と目が覚めました。いきなりびっくりなミルカの素性が明らかになります。いいとこのお嬢さんという描写は何度もありましたが、正直そこまでとは……。
 そんな感じにプロローグからたまげたわけですが、その先のお話も複雑な人間関係と真実に驚きの連続で、大変面白かったです。かわいらしいフィオナの恋の顛末にも頬がゆるみました。

 ミルカとスティーヴン、そしてオシアン三角関係についてはそれぞれの気持ちに触れられていてよかったです。
 お互いに相手が「連絡くれない」と思って凹んでいるミルカとスティーヴンにニヤニヤし、オシアンの妨害で擦れ違う様子にやきもき。私はスティーブン派なので最後に"あの"スティーヴンがミルカと自分のためになかなかの行動を見せてくれたのにはときめきました。
 一方、オシアンのミルカに対する気持ちが本気(ネタバレ:それも年季の入ったもの)だったことにはびっくりで(てっきり保護者的なものかと)、ちょっとよろめきましたねー。
 そして肝心の決着についてはやっぱり……orz[ネタバレ:「あとはご想像にお任せします」。でもスティーヴン有利っぽく終わっていたので悪くないかな。個人的にはこの先のミルカをめぐる直接対決が読みたかったわけで(楽しそうなのに!)、]ここで終わりというのはなんとも無念です。
 雑誌の方でその後を描いてくれたりしないかしら、と望み薄な期待をしてしまったりして。

 ※空夢ノートさんがステキな感想を書かれているのでトラックバックさせていただきました。
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『霧の街のミルカ 帰らぬ王子と初恋の都』青木祐子集英社コバルト文庫2009年10月10日 第1刷発行/¥495+税「スティーヴン?」半信半疑でミルカが言うと、相手もびっくりしたように、問いかけてきた。『――ミルカか?』「そうよ、わたしよ、スティーヴン! ミルカよ。...
[2009/10/06 01:46] 空夢ノート

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