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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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椎名鳴葉「黄金の姫は桃園に夢をみる」

   2009-10-06  Tag : 椎名鳴葉コバルト文庫純珪一
黄金の姫は桃園に夢をみる (コバルト文庫 し 15-1)黄金の姫は桃園に夢をみる
・ 著者:椎名鳴葉
・ コバルト文庫
・ 2009/10/02
 時は平安末期。神隠しから戻ってきた娘が連れていた、父親の知れない子供である雲雀。白髪に金の瞳という異相、人の心を読み取る能力を持つ彼女は、特殊な力で許嫁に火を放って以来、座敷牢閉じ込められて暮らしてきた。そんなある日、雲雀は明星、雪、朔という三人の男によって突然外へと連れ出される。彼らは「輝日の一族」の姫である雲雀を迎えに来たのだという。人ならぬものたちが住む「間の国」で、雲雀は人の欲望や汚い心から生まれる「影」を消し去り、民を守る役目を負うのだと言われ……。
 2008年ノベル大賞読者大賞受賞作家さんのデビュー文庫。平安末期、いわゆる末法の世を時代背景とした退魔系ファンタジー。といっても、主な舞台は人の世とは似て非なる場所、人ならぬものたちが住む異界となっています。
 特殊な能力を持つ女の子の成長物語といった感じでしょうか。するすると読みやすく、伝えたいことがよくわかる作品だなあという印象を受けました。

 自分の能力に怯え、「輝日の一族」としてのあり方などに揺れる消極的な主人公・雲雀には少々イラっとしてしまいましたが、更に過酷な状況に置かれながら強くある雲雀の護衛役・朔の姿と、ある事件によって後半ぐいっと成長していくのはよかったなと思います。

 魅力的に思ったのは、朔の種族である「蛇の一族」の男が「死を共にする者を探すために生きている」という設定です。[ネタバレ:男性は基本不老不死だが、主人と認めたものと儀式を交わすことで、主人と共に死ぬことができるため。]今回のお話以降、雲雀と朔が絆を深め、そういった関係となるところを想像して(さらにそれに纏わる葛藤も勝手に妄想した)個人的にとっても萌え死ねました。
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