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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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菅原りであ「悪役令嬢ヴィクトリア」

   2009-10-09  Tag : 菅原りであルルル文庫悪役令嬢ヴィクトリア増田メグミ
悪役令嬢ヴィクトリア (小学館ルルル文庫 す 1-1)悪役令嬢ヴィクトリア
・ 著者:菅原りであ
・ 小学館ルルル文庫
・ 2009/10/01
 水運業で財をなしたバーデ家のご令嬢・ヴィクトリアは一級調香師の資格を持ち、人気紅茶店「花洗う雨」のオーナーを務めている。王室御用達の印である「雪花紋章」の獲得を目指し日々努力する中、同じ街に伝説の紅茶屋「フォスター&モークリー」が40年ぶりに復活。以降、ヴィクトリアの周囲でさまざまな災難が起こり始める。「フォスター&モークリー」が怪しいと睨んだヴィクトリアは潜入捜査を開始するが……。
 ライトノベル大賞ルルル部門優秀賞受賞作。西ヨーロッパにあるとされる架空の国で紅茶屋を営むご令嬢の奮闘記。イラストから誤解しそうですが実は現代もの。「あたくし」「わかって?」「おほほほほ」なお嬢様の一人称のお話です。
 や、それはどうなの……みたいなツッコミ所も満載なのですが、そういった部分も勢いで押し切ってしまうようなパワーがありました。とても楽しかったです。

 なによりもヴィクトリアのキャラが魅力的。「悪役令嬢」というぐらいだから、高笑いしつつ悪事を働いたりいじわるをしたりするのかと思いきや、ゴシップ誌によって悪役に仕立て上げられてしまったというだけで実際は誇り高い正義感あふれる女の子。逆境にあっても「泣いてる暇があったら真実を確かめなければ!」という行動派で読んでいて爽快でした。
 そんなヴィクトリアをとりまく脇役たちも個性的でやりとりにニヤリ。なんだかんだ言いつつ、彼らがちょっとアレなヴィクトリアをきちんと理解し慕っていて、力をあわせて困難に立ち向かったりするのがいいなあと思いました。

 要所要所で颯爽とヴィクトリアを助けてくれる相手役・クラエスは余裕のある大人な感じで地味に恰好よかったかな。ラブ自体はニブニブなヴィクトリアのおかげで[ネタバレ:クラエスからのわりとはっきりしたアプローチにも「それってどういうこと?」だしw]うっすらでしたがそれはそれで楽しめました。続編があるならぜひヴィクトリアが恋心に気づいていく姿を描いてほしいですね。きっとニヤニヤできるに違いないです。

 それにしても紅茶屋さんの様子は素敵だったなあ。近くにこんなお店があったら……!と思ってしまいました。
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