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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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響野夏菜「女神の娘の恋歌 暁は伯爵、黄昏は魔王」

   2009-10-17  Tag : 響野夏菜ビーズログ文庫椋本夏夜
女神の娘の恋歌 暁は伯爵、黄昏は魔王 (B’s‐LOG文庫)女神の娘の恋歌
暁は伯爵、黄昏は魔王

・ 著者:響野夏菜
・ B’s‐LOG文庫
・ 2009/10/15
 人と妖魔の世界の境界に位置し「魔王」伯が治める地・グメーラ。そこで一年以上司祭を勤めることができたら「贈り物」が待っている――上司とある取引をし、グメーラに赴任したパラデール教の新米司祭ミーナ。恐れていた「魔王」伯・ナリスフレイは人当たりのよい青年で安堵するものの、家令ファランドと村人たちの様子はどこかおかしい。その晩、ミーナは伯爵と家令が二人暮らしをしているはずの伯爵城で伯爵と瓜二つの"不肖の弟"レイヴェンと出会い……!?

 コバルト文庫のベテラン作家・響野夏菜さんによるビーズログ文庫第一作は宗教神話が息づく世界を舞台にした異世界ファンタジー。穢れた女神の名を持ち自身の身にも謎を抱える新米司祭・ミーナがいわくつき&謎だらけの赴任先で奮闘するお話です。
 ほの暗い中に一筋光差すようななんともいえない雰囲気の中、魅力的なキャラクターたちが繰り広げる謎めいたストーリーに引き込まれました。面白かったです。
 率直に言いますとサブタイトルが思いっきりネタバレなんですが、それで面白さが損なわれるわけではないので大丈夫だと思います。多分……。

 ミーナは度胸があり何事もうやむやにしておけない性分。賢くて気が強く、年上相手に堂々とかけひきするあたりがかっこよかったですね。そんな彼女の諦めない姿勢によってグメーラという地の閉塞した状況に風穴を開け、過酷な運命を背負い苦悩を抱えてきた伯爵・ナリスフレイと弟・レイヴェンに救いを齎すのがとてもよかったです。
 ちなみにナリスフレイは普段は人当たりのいい好青年ながら実はなかなかのくせ者、レイヴェンは女たらしな俺様キャラ。甲乙つけがたい魅力的な二人が今後ミーナを取り合うことになりそうな様子はニヤニヤものでした。

 そのほか、教義が歌によって説かれるということで、お話の中で歌が効果的に使われて印象的だったとか、ミーナのお目付け役だという妖魔・ギー(心配性のくせにぐうたら、口が悪い、秘密あり)がよい味を出していたなどが特筆すべきことですかね。

 謎が一部そのままなので続きがあるものと思われます。今後どういった方向にお話が進むのかわかりませんが、ミーナがナリスフレイとレイヴェンの誘惑にドキドキする姿はぜひ見たいものです。ミーナの妖怪じみた上司たちというのも非常に気になるので登場機会があるといいなあ。
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