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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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佐々木禎子「椿の花は月夜に咲く ふたり天女記」

   2009-10-21  Tag : 佐々木禎子ビーズログ文庫キリシマソウ
椿の花は月夜に咲く ~ふたり天女記~ (B’s‐LOG文庫)椿の花は月夜に咲く
ふたり天女記

・ 著者:佐々木禎子
・ B’s‐LOG文庫
・ 2009/02/14
 人を超える力を持つ子に憑き、その子の吉兆と凶事を予言する人外の巫女・笑い女と泣き女。真雍国を治める博雅王の一人娘・椿姫は、生まれてすぐその二人巫女に憑かれた身。お転婆な彼女が予言に守られた日々に退屈を覚えていたある日、隣国・火劉国第二王子への嫁入り話が持ち上がる。椿姫は直接剣を交え自分に勝てる男だったら納得して嫁ぐとし、あるきっかけで出会った謎の仮面男を案内役に、二人巫女、幼馴染みの雷牙、宰相オルガとともに魔物の棲む森を抜けて火劉国を目指すことになるが……。
 BL作家さん・佐々木禎子さんによる非BL作品、じゃじゃ馬なお姫様の成長&ラブストーリー。
 舞台は明治・大正あたりの日本がモデルだそうですが、そういった文化・風俗的な描写があまりなく(魔物の出る森の中がお話の大半を占めるため)、個人的にはもうちょっと前の時代が舞台のアジアンファンタジーといった印象を受けました。

 お話は、主人公・椿姫が一人娘なのに嫁入りを指示され、それに抗うことができない自分の愚かさ、無力さを思い知り、改めて自分の足で歩いていこうとするような流れ。
 そんな気持ちを出発点とした旅の中で、椿姫は色々な経験を経て成長、同時に恋心も芽生えていくことになります。
 椿姫はそれほど濃いキャラではありませんが、素直に自分を省みることができる前向きな頑張り屋で好感を持ちました。心の変遷が丁寧に描かれ、ラブも王道で(幼馴染みはやっぱり気の毒ポジションだった)普通に面白かったです。

 この作品で声を大にして言いたいのは、宰相のオルガがとても変人で異様に魅力的だったことですね!それまで比較的硬めな雰囲気の物語だったのが、彼が登場した途端旅はとんだ珍道中にw 帰化人だから言葉使いがおかしいとか本人は言ってますがそういう問題じゃないです。
 「なんてけなげなオルガであることだ」と自画自賛、「嫌がると楽しいのでもっと呼ぶ。それがオルガというものです」などどえっへんしている美中年に腹を抱えて笑いましたです。

 少々残念だったのは、サブタイトルが「ふたり天女記」(=泣き女・笑い女のことだと思われる)の割に、彼女たちの予言というものが今回の物語中、それほど意味のあるものになっていなかったことですね。それは今後に期待ということで、余裕があったら続きを読みたいと思います。
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はじめまして、うさぎやと申します。
「ふたり天女記」シリーズ、地味に気に入っているので、感想につられてお邪魔いたしました。

この作品、確かにどうしてもオルガに目が行ってしまいますね。2巻もオルガの変人っぷりが炸裂していて、彼から目が離せません(笑)。

ところでサブタイトルの「ふたり天女記」ですが、出版社的には「椿の花シリーズ」と銘打っているようなので、このサブタイにはあんまり意味がないのかもしれませんね。
[ 2009/10/23 00:54 ] [ 編集 ]
うさぎやさん、はじめまして。いつもブログ拝見しておりますー。コメントいただけるとは感激です…!
更新は早いし、文章は美しいし…と密かに憧れておりました(/ω\)キャー

>サブタイトル
ああーそうなんですか!ちょっと残念です。凶事の予言関係で面白くなりそうなのになあ。

オルガはいいキャラですよね~。彼が登場してから、正直主人公はどうでもよくry……あ、いえオホホホ。
2巻も変人ぶりを堪能できるんですね!古本が出るまで待とうと思いつつも(←最近散財しすぎ)、うさぎやさんの感想を読むとラブも面白そうだし、思わず買ってしまいそうです~。
[ 2009/10/23 07:04 ] [ 編集 ]
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