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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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谷瑞恵「伯爵と妖精 白い翼を継ぐ絆」

   2009-11-03  Tag : 谷瑞恵コバルト文庫伯爵と妖精高星麻子
伯爵と妖精 白い翼を継ぐ絆 (コバルト文庫 た 16-42)伯爵と妖精
白い翼を継ぐ絆

・ 谷瑞恵
・ コバルト文庫
・ 2009/10/30
 "船はウィッカーボン、春分の日を過ぎた満月の夜、緑の荒野を旅立つべし"――妖精国の地図を解読したエドガーとリディアは、ウィッカーボンの調査をフランシスとレイヴンに任せ、招かれていたメースフィールド公爵夫妻のカントリーハウスへ向かう。そこでシルヴァンフォード公爵家の生き残りである伯爵令嬢・キャスリーンと出会うが、彼女はグランディ卿と婚約中でありながら、エドガーに運命を感じると言いだして……。
 シリーズ21巻目は「運命」がキーワードの一冊。地図の謎に迫る一方で、シルヴァンフォードに未練を残すエドガーに、一族生き残りの令嬢が近づいてきてという展開。リディアには不可能な「エドガーにシルヴァンフォード公爵家を取り戻してあげられる」令嬢と、彼女を無下にできないエドガーに複雑な想いを抱いて……ということで、またもや夫妻がすれ違ういつもの流れなのでした。
 とはいえ今回は原因が原因だけに、リディアの心情が痛いほど理解でき非常に切なかったです。さらにそれは物語の根幹へと繋がるものであり、最後までトキドキハラハラしつつ大変面白く読ませていただきました。

 キャスリーンによってリディアが不当に貶められていく中、エドガーがヘタレでやきもきしていたら、メースフィールド公爵夫人とローデン三姉妹がやってくれましたね。包容力のある魅力的な公爵夫人に、素直で自由な三姉妹。彼女たちがリディアの味方というのは本当に心強いです。
 自由と言えば再登場のフランシスも。いい加減でちっとも仕事しないんだけど、茶目っ気があってなんだか憎めない。そんな彼が妖精と親和性が高いのは頷けるものがあります。彼とエドガーとの掛け合いも楽しかったです。
 そしてここのところ定番のニコ、レイヴン、ケリーによる漫才な遣り取りには色々吹きました。ニコは物語中でもレイヴンの中でも重要キャラだなあとか、有能すぎるせいで年増扱いされちゃうケリーに涙、間違ったタイミングでバレバレの嘘をつくレイヴンにニヤニヤでした。
 
 この巻では[ネタバレ:マッキール家とユリシス側双方に動きがあり、また青騎士伯爵の考えや妖精国について考察されたりと]着実に物語が進んでいることを実感できました。妖精の地図関係は一歩を踏み出した程度でまだまだですが(今回は視覚的にも美しく、リディアが妖精博士として報われる感じがよかったです)、これからを思うとわくわくします。
 しかし最後に擦れ違いの原因になりそうな懸念材料がまた……というわけで続きがとても気になるんですが、刊行は少し先とのこと。妄想の翼を広げつつのんびり待ちたいと思います。
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