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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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くりたかのこ「東の剣士 北の魔女 光のしるべ誓のしるべ」

   2009-11-26  Tag : くりたかのこビーズログ文庫東の剣士北の魔女芦澤キョウカ
東の剣士 北の魔女 光のしるべ 誓のしるべ (B’s‐LOG文庫)東の剣士 北の魔女
光のしるべ 誓のしるべ

・ 著者:くりたかのこ
・ B’s‐LOG文庫
・ 2009/11/14
 職人の町・ファブリカにやってききたテアとセンリは、父の仇打ちを望む青年・エルクと出会う。彼によればレギナートという男に顔役だった父親を殺され、町を乗っ取られてしまったらしい。しかし、町はいたって平穏。レギナートも周囲から慕われている様子。一方、テアに異常な執着を見せる変態魔術師アステイユは特殊暗殺部隊・第三小隊のアルクを呼び出し、ある依頼をするが……。
 軍を抜けてきた東国出身の剣士・センリ(堅物で朴念仁)とレゴリア国最後の魔女・テア(意地っ張りで捻くれ者)、ワケアリな二人による剣と魔法だけじゃないファンタジー、シリーズ2巻目。
 今回は偶然立ち寄った町の事件に二人が巻き込まれていくといった展開です。お話の本筋(テアの事情関係)自体はそれほど進展していない気がしますが、センリ、テア、そして二人を追う人情味溢れるアサシンたちが繰り広げる漫才じみたかけあいと、その裏に隠されたそれぞれのシリアスな思いがツボで楽しく読めました。

 センリは嫁入り前の女子が自分と一緒にいるのは体裁がよくないと思っており、一方のテアは自分の背負う運命にセンリを巻き込むべきでないと考えている。お互い相手のために別れを選ばなければならないと思っているくせに、相手のそういった様子を察すると心が揺れてしまう。そんなめんどくさい二人の関係にニヤニヤが止まりませんでした。率直に気持ちを表現できない二人だから、とってももどかしいんですが、でもそこがいい、みたいな。
 呆れるほど真っ直ぐなセンリの態度が、張りつめて擦り切れそうなテアの心を癒していく構図がとても好きです。前作でテアの師匠・グラウゼが「探しなさい」といっていた"惑いそうな時の道しるべ"がセンリだったんだとじーんとしましたね。

 今回、テアを現在の状況にさせた過去の出来事が少しずつ明らかになってきました。点と点が線で結ばれたような感じはあるのですが、さまざまな思惑が入り乱れ、この先テアをめぐってどんな展開になっていくのかさっぱり予想がつきません。
 最後の一文や売上げ(下世話ですみません)からすると、もしかしたら次でクライマックスまたは完結かなあと思うのですが、隠された部分のスケールがわりと大きい感触なのであと一冊で畳むのは大変そうです。
 個人的にはセンリとテア、二人一緒の幸せな未来が見られれば超展開でも気にしませんw 楽しみにしています。
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