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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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花衣沙久羅「愛は神聖文字に導かれて 恋人たちのファンタジー・ヒストリカル」

   2009-12-05  Tag : 花衣沙久羅コバルト文庫恋人たちのファンタジー・ヒストリカル由利子
愛は神聖文字に導かれて―恋人たちのファンタジー・ヒストリカル (コバルト文庫)愛は神聖文字に導かれて
恋人たちのファンタジー・ヒストリカル
・ 著者:花衣沙久羅
・ コバルト文庫
・ 2009/12/01
 芸事を家業にする一家の中でひとり才能に恵まれず、神殿で書記をしている17歳のナナクト。彼女には神の声を聞くという祖母譲りの特殊な能力があった。ナナクトの前で突然神聖文字が発光しながら宙を舞い、神の予言を伝えてくるのだ。ある日、王の危機を知らせる予言を受けたナナクトは、王の元へと急ぎ駆け付けるが、次いでやってきた第一王子・ソカリスの寵姫ということにされ、彼とともに暗殺者の疑いをかけられてしまい……!?
 花衣沙久羅さんの新作は「恋人たちのファンタジー・ヒストリカル」という、ラブロマンス・ファンタジー・歴史・時代ものの要素を盛り込んだ1冊完結のシリーズです。
 今回は陰謀渦巻く古代エジプトの王宮を舞台に、新米書記である平民の少女がその特殊能力によって事件に巻き込まれていくストーリー。世界史に明るくないのであやしいのですが、ラムセス二世周辺を引っ張ってきてこねこねした感じかなあと。
 好感を持てるキャラが繰り広げるドラマチックなお話で、個人的には楽しめました(しかし色々アレなので人にはおすすめしにくい)。キャッチスレーズ(?)が「ハッピーエンド・ロマンス」だそうで、おいおいいきなりネタバレかよ!とも思いましたが、ある意味とても安心設計です。

 お話は主人公・ナナクトの一人称によって進んでいくのですが、落ち着きのある知的な語り口でわりと新鮮でしたね。
 ナナクトはコンプレックス持ちの不器用さんだけど真面目で可愛かったです。相手役の第一王子・ソカリスはその時々で違う顔を見せ、少々掴みどころがなかったですが色気があってなかなか素敵だったと思います。
 二人の関係はだんだん糖度が上昇し(ちょっとティアラ入ってた)、切ない展開もはさみながら、終盤は胸キュンゴロゴロニヤニヤ。ごちそうさまでした。

 この作品、「神聖文字」に「ヒエログリフ」とルビが振られるのにはじまり、王(ファラオ)、書記(セシュ)、更にはナイル川(ハピ)と、カタカナまでルビられるので人によってはウザイかも(個人的には面白かったです)。

 次はどの時代のどんな恋人たちのお話になるのか楽しみ。期待しています。
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人の影響を受けやすい私。 みあさんの記事(こちら)を拝見して、本当に何年かぶりに花衣沙久羅先生の本を読みました。 本当に何年ぶりだ...
[2009/12/08 23:14] 月の舟

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