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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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青木祐子「ヴィクトリアン・ローズ・テーラー 恋のドレスと聖夜の迷宮」

   2009-12-07  Tag : 青木祐子コバルト文庫ヴィクトリアン・ローズ・テーラーあき
恋のドレスと聖夜の迷宮―ヴィクトリアン・ローズ・テーラー (コバルト文庫)恋のドレスと聖夜の迷宮
ヴィクトリアン・ローズ・テーラー
・ 著者:青木祐子
・ コバルト文庫
・ 2009/12/01
 クリスとパメラが薔薇色を閉め、姿を消したことを知ったシャーロック。苦悩を抱える中、友人であるビアードから、コーネリアとの結婚へ向けた協力を依頼され、モアティエ公爵家の別邸へと赴くことになるが……。
 仕立屋の少女・クリスと公爵家の子息・シャーロックのロマンスと、クリスと浅からぬ因縁がある、着る人を不幸にする「闇のドレス」をめぐる物語、シリーズ18巻目。
 今回はモアティエ公爵家編上巻だそうで、モアティエ公爵家の事情、それに関わらざるを得ないシャーロックの心情を中心として、間に旅先でのクリスの様子が描かれていきます。
 がっつりシリアス、それでいて笑える部分もあり、新しい展開への示唆とも思われるエピソードもありの大変読み応えのある巻でした。

 クリスとの行き違いにぐるぐる苦悩しているシャーロックは、悪いなあと思いつつも、その俺様かつ乙女な思考に笑いがこみ上げてきてしまいました。エド、ヘンリー、ジャレットとの対決があったり、ちょっとしたヒーロー的活躍をしたりと頑張っていて、恰好いいところもあったんですが……w
 一方のクリスは滞在先でヴェラという先進的なフランス人女性との出会いが。ヴェラはパメラがクリスを束縛していると指摘したことをはじめ、これから重要な役割を担いそうな感じですね。

 シャーロックとクリスの負のモデルであるモアティエ公爵家に関しては、「家庭」としては沈没寸前だなあと。その中で、今まで割を食ってきたコーネリアが幸せになれそうなのはなによりでした。両親と違い彼女を十二分に理解してツンデレぶりをかわいいと思ってくれるビアードとならきっとうまくいくはず。
 次巻ではアップルの恋の行方と(ネタバレ:ブライアンへの条件付き援助というのが不穏すぎる)、母・ドロシアの崩壊などが描かれていくんでしょうか(ネタバレ:リンダも登場したしなあ)。

 終盤のクライマックス(ネタバレ:クリスvsシャーリー父)では、クリスのシャーロックを想う気持ちがそこまで育ち、彼女を強くしていたことに胸がいっぱいになるのと同時に、つきつけられた現実が切なくて涙なしには読めませんでした。
 クリスとシャーロックの再会は一体どんなものになるんでしょうか。そしてジャレット、お前はどういう背景持ちで、どこまでクリスに本気なんだ……。
 前作もなんという拷問!な終わり方でしたが今回も相当なものですね。なにはともあれ、アントニーにはお疲れ!といってあげたいです。
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たびたび失礼します…(来すぎ・笑)。
やっと感想を書いたのでお邪魔しました。
ずっと書けなかったので再読したらシャーロックのけなげさに涙が止まらない…っ!!
あんなにヘタレてたのに、今回頑張ってた気がします(笑)。

>クリスのシャーロックを想う気持ち

良かったですよね。 いつも臆病だったクリスがここまで…!!と思うと、あの結末がより悲しいです。
まもなく次巻も発売ですけど、幸せになれるといいなぁと、そればかり考えてしまいます。
あとは仰るとおりジャレッドが謎ですよね。 気になるー!!
[ 2010/02/26 02:05 ] [ 編集 ]
 うお!こちらにもコメントありがとうございます!

 ここ数巻のクリスとシャーリーをめぐる展開の切なさは半端ないですよね。毎回、「青木さんすげえ、容赦ないわ……!」と泣きながら読んでおります(笑)

 そしてまた、りるさんの感想を拝見したんですが、さすが!深いです!!
 モアティエ家を描く意味とか、終盤のお店でのシャーリーの気持ちや、クリスの美しさの考察など、うわあ、そうかあ!そうだよなあ!と感服いたしました。

 りるさんのようにしっかり物語の意味を汲んでくださる読者さんというのは、本当に作者さん冥利に尽きるんじゃないかなあと思います。

 次巻発売が間近に迫っていますね。サブタイトルが「聖夜の求婚」ながら、情報によるとシャーリーにとってどうも厳しい展開のようで。また泣いちゃうそうですね……。

 りるさんのご感想も楽しみにしています!これからもどうぞよろしくお願いいたします~!
[ 2010/02/26 20:27 ] [ 編集 ]
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『恋のドレスと聖夜の迷宮 ヴィクトリアン・ローズ・テーラー』 青木祐子 (イラスト・あき) 集英社コバルト文庫 2009年12月10日 第1刷...
[2010/02/26 02:01] 空夢ノート+

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