ブランデージの魔法の城 魔王子さまと鏡の部屋の秘密 ・ 著者:橘香いくの ・ コバルト文庫 ・ 2009/12/01 |
ドナティアン・シャルルに愛を教えることになり一緒に暮らすアドリエンヌだったが、家族宛ての手紙が検閲されていたことが発覚し大喧嘩。「王子のいないところへ飛んでいけたらいいのに!」――思わず叫んだ一言に反応した影たちによって鏡張りの部屋へと運ばれ、鏡の中の異世界に入り込んでしまう。そこには薄気味悪いほど優しいドナティアン・シャルルと、ガラの悪いゲルガランがいて……。「魔王子さまと鏡の部屋の秘密」欠点ばかりだったり、頑固で手に負えなかったりで、喧嘩になってしまう二人だけれど、そんな相手こそが好きなのだと再確認するお話です。
弟王子が亡くなったことから、勘当王子であるドナティアン・シャルルを王宮に呼び戻そうと、父王からひっきりなしに手紙が届く昨今。無視を決め込んでいる彼だが、アドリエンヌは気が気でない。そんなある日、手紙と共に人語を話すリスが現れる。リスはラマコス師――ドナティアン・シャルルのかつてのお師匠様だった。リス姿はドナティアン・シャルルの魔術によるもので!?「魔王子さまのお師匠の事」色々あって、ミニサイズのアドリエンヌが過去にとばされ、ドナティアン・シャルル少年とラマコス師の出会いから別れまでを間近で見守ることになるお話。
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