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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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香月せりか「お師匠さまと雛の魔女」

   2009-12-27  Tag : 香月せりかコバルト文庫お師匠さまと雛の魔女鳴海ゆき
お師匠さまと雛の魔女 (コバルト文庫 か 17-2)お師匠さまと雛の魔女
・ 著者:香月せりか
・ コバルト文庫
・ 2010/01/25
 小国リザンティアで宝飾店を営むルーニィは、実は悪魔の申し子として迫害される魔女。しかしまともに使える術は男性を宝石に変える「輝石封」のみという落ちこぼれで、師匠・カリヤからは最近ことあるごとに破門を匂わされている。そんな中、ルーニィは森で倒れていた少年を助けるが、彼は隣国・セルジアの王子ジオラスで魔術によって母国から飛ばされてきたらしい。新興国・ラヴェルトに攻められ危機に陥っているセルジアに一刻も早く帰りたいという彼に、人嫌いのはずの師匠が手を貸すと言い出して!?
 ノベル大賞受賞作家さんの文庫2作目は、おちこぼれ魔女・ルーニィと彼女の師匠である偏屈魔術師・カリヤによる異世界ファンタジー。カリヤとルーニィ+宝石メンズ(ルーニィの魔法で宝石となった男たち)が隣国の王子・ジオラスを母国へ送り届けることになり、その中で師弟の絆が描かれていくといった物語です。

 可愛くてよい師匠×弟子ものでした。尊大な不老長寿のお師匠さまと、健気な弟子の関係がとても好みで、終盤はごろごろ。
 セルジアでの意外な(?)展開にはおお!となったし、カリヤがルーニィに冷たく当たっていた理由、ジオラスを手助けようとした裏にあったものにはきゅんとして、面白かったです。ちなみに物語の中で、ルーニィの「輝石封」がいい具合に活かされていて上手いなーと思いました。

 主役二人だけでなく、その他のキャラクターも魅力的。なかなか厳しい過去を背負い、ルーニィの守護者たる宝石になることを選んだ三人の男性・通称「宝石メンズ」たちも個性的で楽しかったし、ジオラス王子もまっすぐな気持ちのいい少年、彼の母上さまもサバけたお人柄、さらに悪役のお色気ねえさんも悪の華(なんじゃそりゃ)という感じでこれまたステキでした。

 好みの作品だったので続きがあるとうれしいなあ。師弟ラブ兼歳の差ラブの行方、カリヤに完敗な王子がこのまま引き下がるのかとか、ぜひ知りたい。
 ついでに、あとがきが笑えてなおかつじーんとなるよいものだったことも付け加えておきます。頑張ってほしい作者さんです。
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