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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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ひずき優「アルカサルの恋物語 さらわれた花嫁と少年王」

   2009-12-29  Tag : ひずき優コバルト文庫アルカサルの恋物語風都ノリ
アルカサルの恋物語―さらわれた花嫁と少年王 (コバルト文庫 ひ 9-5)アルカサルの恋物語
さらわれた花嫁と少年王

・ 著者:ひずき優
・ コバルト文庫
・ 2010/01/25
 先の戦の結果、版図を広げたガルナダに帰属することになったシェラ・ブランカの山の民。そこで部族の結束を固めるため、族長の娘・フェリシアと糸杉の村長の息子・エルベルトとの結婚が決められる。憧れの存在であるエルベルトとの婚礼に浮き立つフェリシアだったが、式当日の朝、突然見知らぬ少年に攫われてしまう。連れてこられたのはガルナダの後宮、少年はなんと国王・カシムだった。山の民に恭順の証として求めていた族長の娘の差し出しを拒否され、他の者に嫁がせようとしているのを知り、攫ってきたのだと言われ……!?
 ひずき優さんの新作は、アラビアンな王宮が舞台のラブロマンス。結婚式の朝に攫われてしまったはねっかえりの女の子と、恋愛経験値ゼロなツンデレ少年王のお話です。
 これはかなり好き。個人的に今まで読んだひずきさんの作品の中でいちばん面白かったです。

 人を誘拐しておいて一向に悪びれることなく、「妾妃に迎えるんだありがたく思え」というカシムと、王様相手に臆することなく「こんなところにいたくない!」とかみつくフェリシア。遠慮ない言いあいを繰り広げる二人がどうなっていくのか、どきどきしながら楽しみました。

 後宮からなんとか逃げ出そうと、あの手この手を使うめげないフェリシアに、彼女を一目見たときから惹かれ、手許にとどめたいけれども、どうすればいいのかわからない不器用なカシム。二人とも愛すべきキャラで、特にカシムはフェリシアの態度の軟化にうきうきしたり、後宮の女たちが欲しがるものを全てフェリシア与え、どうだ!となる子供っぽさがかわいくてニヤニヤでした。

 (ネタバレ:カシムの優しさや背負っている事情を知りフェリシアの心が徐々に変化しながらも、二人の関係はどんどんこじれていき……と終盤まで落とし所がわからなくてハラハラ。そして半ば諦めかけたところでのドラマチック展開にぎゃあ素敵!そうこなくっちゃー!と。

 読み終えてやーよかったわーと一息ついた所で超気の毒な人がひとりいることに気付きました。いやもう、ご愁傷様としか言いようがないですな。彼には強く生きてもらいたいものです。
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