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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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尾久山ゆうか「恋する人魚姫と8つの受難」

   2010-01-20  Tag : 尾久山ゆうか一迅社文庫アイリス榊空也
恋する人魚姫と8つの受難 (一迅社文庫 アイリス お 1-1)恋する人魚姫と8つの受難
・ 著者:尾久山ゆうか
・ 一迅社文庫アイリス
・ 2009/12/19
 没落貴族エアトン侯爵家の令嬢・ローザ。人魚の血をひく彼女は、17歳の誕生日までに「運命の王子さま」と出会わなければ体が人魚そのものと化し、海に戻って人魚族の許嫁と結婚しなければならなくなるのだという。17歳まであと三カ月。母の提案により"小舟で漂流中「王子さま」の船がやってきて運命の出会い"作戦を実行することになるが、小舟は海軍の戦艦に接触し転覆してしまう。戦艦のクルーに救助されたローザは艦長・アシュレイに運命を感じるが、彼から女スパイだと誤解されてしまい……!?
 尾久山ゆうかさんの2作目は、前作(ビーズログ文庫刊「城ゆき姫と囚われの7獣者」)に続く童話をモチーフとした別作品。
 「運命の王子さま」を探しに海に出た、泳げない天然系人魚姫・ローザと、ある事情から身分を隠し無能を装う艦長・アシュレイによるラブ+冒険ファンタジーです。

 乗ってきた小舟は転覆、救助されたはいいものの、スパイに間違われた上、「王子さま」の事情から戦艦が爆破されて遭難。さらに世界を手中にできるというお宝を集める大海賊に目をつけられ攫われて……と波乱万丈の物語で普通に楽しめました。

 ローザ、アシュレイの主役二人をはじめ、豪快で自由奔放な海賊に、口と腕の両方が立つアシュレイの副官や、暗い過去を持ち処刑人をしている海賊の部下などキャラクターもなかなか魅力的。キャラ同士のやり取りも面白かったです。
 ローザの天然ぶりをアシュレイがスゴ腕の女スパイと勘違いし、かみあわない会話を繰り広げる様子はおかしいやらもどかしいやら。アシュレイと副官との気の置けないかけあいにはニヤリとし、アシュレイと海賊との対決は迫力があっておお!カコイイ!(絵が?)となったりしました。

 個人的に惜しかったのは、登場人物の心理描写がちょっと足りなく感じられた所でしょうか。妙に諦めがよすぎたり、所々唐突っぽく思えたのが勿体なかったなあと思います。

 作者さんとしては続編の構想があるようです。アシュレイに宛てた海賊の挑戦状や、他のお宝が気になるので出てくれるとうれしいかな。もちろん主役二人の恋の行方も(ネタバレ:終盤の甘々が続くのか、感情的な擦れ違いがあったりするのか)楽しみです。
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