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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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小田菜摘「そして花嫁は恋を知る 大河は愛をつなぐ」

   2010-02-09  Tag : 小田菜摘コバルト文庫そして花嫁は恋を知る椎名咲月
大河は愛をつなぐ―そして花嫁は恋を知る (コバルト文庫)大河は愛をつなぐ
そして花嫁は恋を知る
・ 著者:小田菜摘
・ コバルト文庫
・ 2010/02/10
 ネプティス王国で女だてらに近衛兵を務めるナルメル。自国が北の大帝国・ブラーナに支配されながら発展を遂げていることに複雑な感情を抱く中、総督府の長官に赴任したブラーナ第四皇子・アリアスと出会う。彼のいい加減な仕事ぶりに反発するナルメルだったが、護衛役として近しく接するうち、彼本来の姿を垣間見て……。(大河は愛をつなぐ)
 ネプティスの旧王家に忠誠を誓ってきた草原のアハラム。半年前に亡くなった父の後を継ぎ、アハラムの首長を務める16歳のラフィニアは、ある日、村の老人を訪ねてきた少年・ナティールと出会い……。(草原の女王)
 「嫁恋シリーズ」7作目は女戦士×王子さまの2編を収録した番外編。どちらも3作目「紅の沙漠をわたる姫」のスピンオフで、女の子側から書かれた物語です。

 表題作「大河は愛をつなぐ」は、「紅の~」から5年後を舞台にした女近衛兵士・ナルメルと、総督府長官のブラーナ皇子・アリアスのお話。
 侵攻され支配された母国が、その支配のおかげで救われ発展していく。それを簡単に受け入れられないナルメルの複雑な想いが軸となって進んでいくのですが、いやあ、難しいテーマを持ってきたなあと。正直、作者さんが仰りたいことがちっとも理解できてなry(すみませんすみません)

 そんな感じで上っ面しか読めていないわけですが、それぞれ形の違う複雑な気持ちを抱えていたナルメルとアリアスが、ぶつかり合い助け合いながら、お互いに影響を与え、二人で前を向くことになる流れはよいものでした。
 己のあり方みたいなものを中心として描く作品なので、ラブはやっぱり薄いんですが、クライマックスや終章はなかなかの胸きゅん。終章でのアリアスのスネ&テレっぷりがかわいかったです。
 ちなみに登場シーンこそありませんが、端々に「紅の~」のヒーロー・ナティールの賢王ぶりが窺えてうれしかったなー。

 本誌掲載作の「草原の女王」は、ナティールが出奔後、身を隠しながら転々としていた頃のお話で、ある部族の若き女首長・ラフィニアとのひと時のふれあいを描いた作品。
 こちらは大変面白かったです。誇り高くも、父のように民を率いることができず葛藤するラフィニアと、逃亡生活に自分を見失いそうになっているナティール。二人がお互いの背中を押しあい、それぞれの一歩を踏み出していく姿に胸が熱くなりました。
 野火と心の火の重ね合わせ、軽口で誤魔化した恋心にホロリさせられましたね。この得難い出会いが、後の二人の中で大きな力となったことは間違いないだろうなと思います。
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