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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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谷瑞恵「花咲く丘の小さな貴婦人 荒野へ、心に花束を抱いて(後編)」

   2010-03-02  Tag : 谷瑞恵コバルト文庫花咲く丘の小さな貴婦人桃川春日子
花咲く丘の小さな貴婦人荒野へ、心に花束を抱いて 後編 (3) (コバルト文庫 た 16-44)花咲く丘の小さな貴婦人
荒野へ、心に花束を抱いて 後編

・ 著者:谷瑞恵
・ コバルト文庫
・ 2010/3/2
 エリカとヴィクターの婚約が噂される中、あるパーティで連絡の途絶えていたジェラルドと再会したエリカ。しかし女優だという美しい女性を伴ってハイディーンに戻ってきた彼に、自身の婚約はあくまでも噂であり、想いは変わらないということを告げられない。そんな折、ロジャーからの手紙に胸騒ぎを覚えたエリカは、療養先であるウィンチェスターへ向かう。一方、ある出来事によって大学を休学し、南岸の街で看護婦をしていたイザベラは、怪我をしたユージーンを助けるが……。
 19世紀末、アッパークラスの英国人の父と日本人の母を持つ少女・エリカが、両親の死をきっかけに渡ったイギリスで、自分らしく頑張る姿と恋を描くシリーズの5巻目。
 カレッジ卒業後、女准男爵となったエリカらの様子が綴られる"大人編"の後編で、シリーズ完結巻です。

 エリカとジェラルドのすれ違う想いの行方とともに、卒業した友人たちのその後が語られていくのですが、想像以上のドラマがあり最後までドキドキさせられました。
 それぞれが迷い苦しみ、時に挫けそうになりながらも、大切なことに気付き、希望を胸に困難を乗り越えていく姿がとても愛しかったです。
 切ないけれども素敵な恋と、深く温かい友情に涙が止まりませんでした。この作品を読めて幸せです。

 それにしても、結婚を夢を見ていたドロシーが教師となり、誰よりも沈着冷静で堅実な道を進むと思われたイザベラが、いちばんドラマティックな人生を歩むことになるとはわからないものです。とはいえ、意外なようでいて、根っこにあるものを思うと彼女たちらしいなとも思えたりして。

 欲を言ってしまえば、後日談があったら嬉しかったですね。一言でもいいから、登場人物それぞれの数年後が知りたかったです。
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