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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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花衣沙久羅「愛はロココの薔薇に導かれて 恋人たちのファンタジー・ヒストリカル」

   2010-03-11  Tag : 花衣沙久羅コバルト文庫恋人たちのファンタジー・ヒストリカル由利子
愛はロココの薔薇に導かれて―恋人たちのファンタジー・ヒストリカル (コバルト文庫)愛はロココの薔薇に導かれて
恋人たちのファンタジー・ヒストリカル
・ 著者:花衣沙久羅
・ コバルト文庫
・ 2010/03/10
 花とお喋りができるトゥール男爵家の娘・リゼット。意地悪な継母やその連れ子らに虐げられる生活の中で、彼女の心の拠り所となったのは実母が遺した花園だった。リゼットの手入れによって、花園はいつしか素晴らしい作品となっていく。そんなある日、リゼットは国王の寵姫・ポンパドゥール夫人に造園の腕を認められ、宮廷に上がるよう要請される。しかしそれには結婚し女官の身分を得なければならず、国王の命令で「ヴェルサイユの魔物」と言われるヴァランタン子爵に嫁ぐことになるが……。
 一冊完結のヒストリカルロマンス+ファンタジーのシリーズ、第二弾はフランス・ルイ15世の御世が舞台。不遇な男爵令嬢が、心の拠り所としてきた花園造りで見出され、宮廷に召されることになるが、それには結婚が必須条件で便宜上の結婚をすることに……というお話です。
 メインストーリーは宮廷に上がってからではなくその前段階。田舎娘の主人公・リゼットが、かつては宮廷の寵児で、戦争で目を負傷してからは「ヴェルサイユの魔物」と言われる夫・ラウールの許で貴婦人の作法を学ぶことになる新婚生活のアレコレが中心に描かれていきます。
 
 リゼットの宮廷行きには政治的思惑があるのですが、そういった背景や政争そのものは詳しく書かれず、物語はロマンス一直線。個人的には満足ですが、もう少しそういった面を突っ込んで書いてくれたらもっと面白かったかも。そのままでも詰め込みすぎの感があるので、その辺も含めて前後編ぐらいの長さがあったらなあと思いました。
 ちなみに前作に続き、ティアラ文庫風描写(ちょっとクラシカルな印象のw)ありです(笑)。

 夫婦はそれぞれ干渉せず自由に暮らすはずが、お互いの存在が気になって仕方がない。相手を前にすると今までの自分ではないようなことをしてしまい、いつのまにか心の中に相手が占める割合が多くなっていき……というわけで。なかなかこう、情熱的な感じがさすがフランス(?)、ときめきましたです。

 中盤以降のラウールの様子が面白かったですね。クールで少々俺様な二枚目のはずが、寝室で行うダンスのおさらいに後悔してベッドに火をつけたくなったり、偶然見てしまったリゼット入浴シーンに釘付けになったりとか、色々欲求不満で笑わせてもらいました(好きです)。
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