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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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三川みり「シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精」

   2010-04-03  Tag : 三川みりビーンズ文庫シュガーアップル・フェアリーテイルあき
シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精 (角川ビーンズ文庫)シュガーアップル・フェアリーテイル
銀砂糖師と黒の妖精
・ 
三川みり
・ 角川ビーンズ文庫
・ 2010/04/01
 人間が妖精を使役するハイランド王国で、亡き母の後を継ぎ「銀砂糖師」となることを決意した少女・アン。銀砂糖師とは、年に一回開かれる王家主催の品評会で最高位を得た砂糖菓子職人のことである。なんとしても今年の銀砂糖師になりたいアンは、用心棒として戦士妖精・シャルを買い、品評会が行なわれる王都へと向かうが……。
 第7回ビーンズ小説大賞審査員特別賞受賞作。銀砂糖師という王家お墨付きの砂糖菓子職人を目指す少女・アンの成長もの。かつ彼女が護衛に雇った人間不信の戦士妖精・シャルと心を通わせていくまでを描いたファンタジーです。

 設定盛り作品が多い気がするビーンズ文庫の中では、意外なほどシンプルなお話でした。
 あきさんのイラストがぴったり嵌った雰囲気ある物語世界に、綺麗にまとまったストーリー。派手さやスケールの大きさのようなものはありませんが、かわいいだけじゃない部分もあるしっかり作られたよい作品で、個人的にはとても面白かったです。

 世界観や物語の顛末に児童文学的匂いがする一方で、キャラ造形やキャラ同士のやりとりのなどはちゃんとキャッチーなラノベだなあと思いましたね。
 頑張り屋で度胸もあり見ていて気持ちのいいアン、口が悪く尊大、アンを間抜け扱いするシャル、さらにアンに無理やり恩返ししようとするツンデレ妖精・ミスリル。三人のやり取りがコミカルで楽しかったです。
 また、人間と妖精の関係は使役する者とされる者という世界の中で、妖精と友達になろうとするアンの態度により、人間不信のシャルの心にゆっくりと変化が現れていくのがよかったですね。ほんのりラブに心が温かくなりました。

 作者さんの次回作が楽しみです。
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Theme: 角川ビーンズ文庫  Genre: 本・雑誌
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