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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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本宮ことは「開け、細き一条の血路 幻獣降臨譚」

   2010-04-28  Tag : 本宮ことはホワイトハート幻獣降臨譚池上紗京
開け、細き一条の血路 幻獣降臨譚 (講談社X文庫ホワイトハート)開け、細き一条の血路
幻獣降臨譚
・ 著者:本宮ことは
・ 講談社X文庫ホワイトハート
・ 2010/04/05
 光焔の力で敵軍の幻獣を殲滅し、当面の危険はないはずだったイイラント岬の鉄鷲団。ところが、敵襲を受けおよそ半数が戦闘不能、ライルが倒れたとの緊急の報せが入る。王宮を訪れていたアリアはライルの許へ向かおうとするが、そこに齎されたのは第二王子シェレストが陣を敷く地に「涙泣きイティス」が現われたとの報だった。ライルの安否を確かめることより、より多くの者を守るべきとして、アリアはバシリスクを止めるためシェレストの陣に向かうが……。
 女性だけが精霊や幻獣を使役する力を持つ世界を舞台に、強大な力を持つ聖獣・光焔と契約したことで、動乱に巻き込まれていくアリアの物語、シリーズ15作目。
 前巻ラストで阿鼻叫喚した全国ウン百万読者の救済のために早めの刊行となった今作。そのためかページ数は少なめで、予告のうち消化できたのは「暗殺者」だけとのこと(笑)
 じりじりとした進み具合ですが、色々な要素が詰まっていて、後半には機に乗じた大きな動きもあり普通に面白かったです。

 私情を殺し大局を見据えて行動するアリアはホントすごいですね。もともと持っていた美点はそのままに、毎回スバラシイ成長ぶりを見せつけてくれますなあ。

 シェレストの下司ぶりと対照的なシエロ、宗教による価値観の違い、某間諜の背景はもしかして…?とか、最後に動き出したアレとか、思うところはさまざまありましたが、個人的な見所はやっぱりシェナン様ですね。
 ミルテを華麗に(?)にスルーし、アリアへの恋心を募らせて下手くそな詩人になってる姿は大変ニヤニヤものでした。しかし、会えない間に彼の中でアリアが変に美化されているのではという懸念もあったりして(笑)作者さん、早く二人を会わせてあげてー。 

 今回、巻末に「遠く離れて」という掌編が同時収録されています。ディクス、シェナン、ライルがそれぞれの場所でアリアを想いながら空を見上げ(順に朝の空、昼の空、夕の空を担当)、またアリア自身も彼らを想い夜空を見上げるという内容。本編は不穏すぎますが、こちらは広い物語世界を感じられる穏やかなお話でした(約一名除く)。
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