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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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小田菜摘「そして花嫁は恋を知る 青の大河をのぼる姫」

   2010-05-02  Tag : 小田菜摘コバルト文庫そして花嫁は恋を知る椎名咲月
そして花嫁は恋を知る 青の大河をのぼる姫 (コバルト文庫) (そして花嫁は恋を知るシリーズ)そして花嫁は恋を知る
青の大河をのぼる姫

・ 著者:小田菜摘
・ コバルト文庫
・ 2010/04/27
 ブラーナ第八皇女プシュケ。十人兄姉の末子として生まれ育った彼女は、ネプティスの新国王・レトムゥールに嫁ぐことになる。故・兄王に疎まれ追放の身にあったレトムゥールがブラーナにも滞在した際、彼に憧れを抱いたプシュケは結婚に胸をときめかす。ところが、ネプティスに着いた早々、先王の娘・アーケスメイアからあからさまな敵意を向けられて……。
 政略結婚で嫁ぐことになるお姫様がアレコレあって、恋を知ることになる嫁恋シリーズ、第7巻。
 今回は、4&5巻のエリスセレナ、6巻のアンナマリアの妹になる可愛い系の末っ子・プシュケを主役とし、6巻に登場したレトムゥールをヒーローに配したお話です。ちなみに6巻からは4年の月日が流れ、プシュケは15歳、レトムゥールは23歳となっています。

 基本的にプシュケの成長物語であり、主役カップルの恋愛的やりとりは殆どなく甘さも控えめですが、プシュケがもともとレトムゥールに好意を持っていることや、レトムゥールを巡る先王の王女アーケスメイアとの対決が印象深く、個人的には過去作品と比べ政治よりはラブ(というか乙女心?)のお話かなと感じられました。
 無邪気な憧れだけでネプティスにやってきたプシュケが、いくつかの経験を経て、ただ優しさを与えられるだけでなくレトムゥールを支えたい、分かち合いたいと成長していく姿がよかったです。 

 プシュケと対立する強気なお嬢さんアーケスメイアは、はじめこそ「うわー、ヤな子だな!」と思いましたが、父親と確執があったレトムゥールが王となり、それなのに実際接した彼に惹かれてしまう自分……と、彼女の想いは察してあまりあるものでした。

 残念だったのは、レトムゥールの心境があまり描写されなかったことですね。かつての恋や、アーケスメイアへの複雑な気持ち、そして何より場面場面でプシュケにどんな気持ちを抱いたのか知りたかったです。

 年の差・人生経験の差から終盤まで保護者と被保護者風だったレトムゥールとプシュケの関係ですが、プシュケの成長によって最後に変化が訪れ、それがとても微笑ましい感じで幸せな気分になれました。できれば二人の今後を読ませて欲しいなあと思ったのでした。
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