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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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前田珠子「聖石の使徒 狩人の覚悟」

   2010-05-12  Tag : 前田珠子コバルト文庫山本鳥尾
聖石の使徒 狩人の覚悟 (コバルト文庫)聖石の使徒
狩人の覚悟

・ 著者:前田珠子
・ コバルト文庫
・ 2010/04/27
 聖石を抱き生まれてきた「聖石の子供」の中でも、選ばれし者のみがなることができる「聖石の使徒」。彼らはその特殊能力で女神セイトーリの眠りを乱す瘴気絡みの事件を解決する役目を負っている。神殿で微妙な立場にあった血赤珊瑚の使徒・セイタマールと、強すぎる水の加護のため性が未分化の黒珊瑚の子供・伽羅がコンビを組んで2年。伽羅が女性化しないこと条件に実現した関係だったが、無常にも伽羅の性が女性で固定されてしまう。二人の仲がぎくしゃくしたまま、相次ぐ聖石の子供の失踪事件に関わることになるが……。
 異世界ファンタジー「聖石の使徒」番外編。「狩人の爪」に続く本編主人公たちのお師匠様・カーラとセイタマールの若き日のお話です。番外編だというのにお話がまったく終わっていない極悪仕様。番外編が続くってどうなのよ……本編は一向に出ないのにさ……ブツブツ。

 内容としては、伽羅の押しに負けたセイが「伽羅が女性化しないこと」を条件にコンビを組むことを了承、しかし2年後に伽羅が女性になってしまい、コンビ解消の危機!?という感じ。そしてそこへ瘴気絡みの事件が関わってくるわけでして。
 セイがトラウマ(原因は「其は天秤をかざす者」収録の「海と月の宝石」に描かれています)を乗り越えるお話なのだろうなあと思いますが、今作ではまだそれらしい兆候は見えません。

 自分は女性の伽羅にとって危険で厭わしい存在だとするセイ。できればずっと組んでいきたかったと思いながら、大切だからこそ距離を置こうとする彼の想いには胸が痛みました。
 一方、以前とは違う取り付く島もないセイの態度に落ち込み、途方に暮れる伽羅。うわーん、切ない!と思っていたら、ゲストキャラの少年による発破で生来のしぶとさを取り戻し、開き直ってくれました。いいぞ、がんばれ伽羅。

 過去編ということで、二人が結局どうなるのかは分かっているのですが、本編とのあまりの印象違いに、何が二人をそう変えたのか興味津々です。二人が関わることになる事件、また伽羅を危険視する神殿がどう絡んでくるのかも気になるところ。悔しいけど(笑)続きが楽しみです。

 ちなみに本作には作者さんのデビュー作が同時収録されています。時代を感じる作品ですな。
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