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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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橘香いくの「ブランデージの魔法の城 魔王子さまの最強の敵」

   2010-06-07  Tag : 橘香いくのコバルト文庫ブランデージの魔法の城石川沙絵
ブランデージの魔法の城 魔王子さまの最強の敵 (コバルト文庫)ブランデージの魔法の城
魔王子さまの最強の敵

・ 著者:橘香いくの
・ コバルト文庫
・ 2010/06/01

 勘当された元世継ぎの王子で現在は国いちばんの魔術師・ドナティアン・シャルルと、自分の研究を受け継ぐ息子を得たい彼によって攫われてしまった平凡な村娘・アドリエンヌによるマジカルラブファンタジー、シリーズ3巻目。
 いろいろあって結婚の約束をした二人ですが、弟王子の死により再びドナティアン・シャルルが世継ぎに指名されてしまうなど、コトはそう簡単にいかず……という感じで、Cobalt本誌掲載の「魔王子さまと花嫁衣裳の呪い」と、書き下ろしでその続編となる表題作の二編が収録されています。


 魔王子さまと花嫁衣装の呪い

 ごたごた続きで口約束のままのドナティアン・シャルルとアドリエンヌの結婚。ささやかな形でも式を挙げたいアドリエンヌだったが、「あの」ドナティアン・シャルルが了承するとは思えない。そんな中、ドナティアン・シャルルの母である亡き王妃の侍女をしていた人物から王妃のおさがりの花嫁衣裳が届き……。

 アドリエンヌが魔法のかかった花嫁衣裳に体をのっとられてしまうお話。
 幸せのお手伝いをするというドレスに操られ、身持ちの堅い彼女では考えられないようなアレコレをしてしまう。心の中で必死に「結婚するまでいけません!」「恥知らずっっっ!!」と叫ぶアドリエンヌとドレスの攻防が楽しかったです。
 アドリエンヌの様子がおかしいと思いつつも、期待したり、寸止めされてイラッとしたり、「教育」を施して満足するドナティアン・シャルルにもニヤリ。
 お話は予想通りの二人を陥れる罠だったわけですが、いやもう、非常にGJです(笑)。


 魔王子さまの最強の敵

 先の事件によって結婚式は延期。そんなある日、王の使者で、宰相の息子・パトリック・シモンがお城にやってくる。アドリエンヌに会わせることを条件に、王は二人の結婚を認めてもいいと言っているらしい。拒否するドナティアン・シャルルだったが、貴族は王の許可なく結婚はできないのだと脅されて……。

 ドナティアン・シャルル旧知の人物で、苦手にしているパトリック・シモンがやっかいごとを携えて登場。他方で、城の小鬼が誤って闇の大魔術師・メナンドロスを封印を解いてしまい、さあ大変!みたいな。
 ニヤニヤどころはアドリエンヌとパトリック・シモンの打ち解けた様子に嫉妬するドナティアン・シャルルですね!いやあ、心が狭くていいわあ(笑)

 「花嫁衣裳の呪い」でも思いましたが、なんだかんだで、ドナティアン・シャルルがこちらが思う以上に、アドリエンヌを特別な存在として思い遣っていることが端々に伝わってきて嬉しくなりました。不器用さんだけどもう十分愛を知ってるじゃないですか。
 頑固に「愛」を認めたがらないドナティアン・シャルルに対して、はからずも「愛」を証明してみせたやりかたには「おお!」と思いました。作者さんうまい。これには彼も認めざるを得ませんね!

 とはいえ、まだ二人の結婚には障害が。次こそは王宮編かな?やっかいな人たちがタッグを組んでしまったわけで、不穏さが漂いますが、愛の力で乗り越えてくれると信じてます(まあ、相変わらずケンカしちゃうんでしょうけどー)。
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[ 2011/02/07 16:32 ] [ 編集 ]
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