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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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菊地悠美「天狗と姫君 丑の刻の恋結び」

   2010-06-25  Tag : 菊地悠美ビーズログ文庫赤名芽衣子
天狗と姫君 -丑の刻の恋結び- (B’s‐LOG文庫)天狗と姫君
丑の刻の恋結び

・ 著者:菊地悠美
・ B’s‐LOG文庫
・ 2010/06/15

 没落貴族の一人娘・橘琴子。美人ではあるものの破天荒な性格と好きでもない男と添うのは嫌だという主張から、いまだ未婚の17歳。そんなある日のこと、父によって女たらしで有名な武士・平貞久との結婚を決められてしまう。琴子のじゃじゃ馬ぶりも承知している貞久の手順を踏まない強引さに腹を立てた琴子は、彼を呪うための丑の刻参りを決行。ところが最中を美しい天狗に見られてしまい……。

 菊地悠美さんの新作は平安末期を舞台にした没落貴族の姫とワケアリ天狗によるラブコメディ。歴史的な背景は物語に関わって来ない「時代もの」作品です。

 モノノケ好きの主人公・琴子は、天狗・刀夜との出会いをこれ幸いと、神通力で縁談を壊してくれるよう依頼、刀夜は、天狗の里から出て行ったある人物を連れ戻すことができたら願いを叶えやると言い……という流れ。

 琴子がこれまたひどい暴走娘なので好感を持てないと思う人も多いんじゃないかなーと思いますが、結局のところちゃんと痛い目に遭って反省するし、物事をいい方に捉える彼女の姿勢は嫌いじゃないので個人的にはぎりぎりセーフ。それなりに楽しめました。

 琴子と刀夜が惹かれあうきっかけやその後のラブ模様などは大変ベタで、刀夜の事情などの謎についても普通に読んでいればおおよそ察することができる、分かりやすい作りのお話ですね。意外性や濃さはないけれど気負わず気軽に読める、といった系統の作品かなと思います。

 広い世界を見たい暴走娘と彼女の望みを叶えられる優しい天狗という組み合わせもなかなか悪くなかったですが、私的には琴子と女たらしで強引な(ネタバレ:でも実はいい人だった)あて馬さん・貞久との攻防の方が好みで楽しかったかも。貞久さんはここで散る(?)には惜しいキャラです。

 余談:表紙の琴子があんまりかわいくない……というか男の子に見えてしまうんですよね~。そこがちょっと残念でした。
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