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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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九月文「佐和山物語 時の花嫁とはじまりの歌」

   2010-07-02  Tag : 九月文ビーンズ文庫佐和山物語久織ちまき
佐和山物語 時の花嫁とはじまりの歌 (角川ビーンズ文庫)佐和山物語
時の花嫁とはじまりの歌

・ 著者:九月文
・ 角川ビーンズ文庫
・ 2010/06/30

 時迷い人のあこを本来の時へ送り出したのち、同じ時を生きる許嫁が「あこ」である可能性に賭け、打つべき手を打った直継。その後、次期将軍秀忠の上洛に合わせ、相次いで起きた不審火の犯人を探るべく潜伏していた伏見で、直継は「あこ」と再会する。鳥居家の姫が到着するのは半月後。彼女が許嫁でないことを承知しつつも抑えきれない想いを抱くが……。

 関が原の合戦の少しあと慶長10年を舞台に、数か月時を遡ってしまった鳥居家の姫・あこと、遡った先の時を生きる井伊直継による歴史ラブファンタジー、5巻目。本編完結巻。
 ここまできてさすがにバッドエンドはないだろうと思いつつも、一縷の望みの行方にどきどきしながら読みました。思いやりに満ちた感動的な幕引きで満足です。
 ちなみに、明らかになった時渡りの真相は残念な私の頭ではきちんと理解できなかったので、とりあえず心で感じておきましたよ!(おい)。

 あこと直継のそれぞれを想う気持ちには終始きゅんきゅんさせられました。二人が心を通わせたことで、もたらされた直継の変化がとてもよかったです。どこか常に虚無的だった彼が前を向いていこうとする姿にじーんとしましたね。
 クライマックスからの一連のシーンはドラマチックで素敵!と転がりました。ちょっと強引な直継にニヤニヤです。

 石田三成をはじめとする亡霊チームはいまひとつピリっとしなかったですが、作者さんが描きたかったのは、悪役としての彼らというより、彼らの想いや絆関係で、最終的に救いをあげたかったのかなと思ったり。
 
 実は意外にも主馬が物語のキーパーソンでしたね。割を食った形で采女やたまの存在感がうすくなっちゃったのは残念だったかな。
 次回作は本作の短編集ということで、今回の埋め合わせといっちゃなんですが、彼らのお話があるといいですな。とはいえ、やっぱり一番の楽しみはあこと直継のその後のお話。いちゃラブ話を期待しておりますー!
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Theme: 角川ビーンズ文庫  Genre: 本・雑誌
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