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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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松田志乃ぶ「悪魔のような花婿」

   2010-07-10  Tag : 松田志乃ぶコバルト文庫有村安息日
悪魔のような花婿 (コバルト文庫)悪魔のような花婿
・ 著者:松田志乃ぶ
・ コバルト文庫
・ 2010/07/01

 「嘘つきは姫君のはじまり」の松田志乃ぶさんがおくる新シリーズは、貧乏男爵の娘で縁起の悪い13番目生まれのジュリエットと、彼女を娶った「悪魔伯爵」ウィリアムによるファンタジックラブラブラブコメディ。雑誌Cobalt掲載の表題作と書き下ろしの二編を収録。
 童話的な世界観に松田さんらしい微妙なきわどさ(笑)が加えられた作品です。


 悪魔のような花婿

 家は貧乏、縁起がよくない13番目の子供、規格はずれの長身――結婚相手としておよそ条件の悪いスプリング男爵家の末娘・ジュリエット。得意の野菜作りをしながらいかず後家となる覚悟でいた彼女のもとに、ある日縁談が舞い込んでくる。お相手は「悪魔伯爵」として有名なウィリアム・バジル伯爵で……!?

 いわゆるスタンダードな悪魔伯爵が花嫁にめろめろになる話を想像していたのですが、現れたのは悪魔伯爵ではなく小悪魔伯爵だったという(笑)。

 とんでもない夫の事情を柔軟に受け入れるポジティブな主人公・ジュリエットと、鷹揚で懐の深いウィリアムという主役夫婦がとてもステキで、隙あらばいちゃいちゃちゅっちゅっを繰り広げるのがとても楽しかったです。ウィリアムのひたすら甘~い言葉とキスに酔ってしまうジュリエットにニヤニヤがとまりません。

 ウィリアムの事情関係で魔女(かなりアレなキャラw)との対決があるのですが、ウィリアムの機転がすばらしくて、思わずにっこりでした。


 悪魔に捧げる恋歌(バラード)

魔女カスタードの呪いはすべて解けず、むらむらすると元に戻ってしまうウィリアム。そんな中、行方不明となっているド・クレア子爵家の令嬢アンの捜索協力を依頼される。調査を進めるうち、レディ・アンの他、10日間で5人の娘が行方知れずとなっていることがわかり……。

 こちらのお話はちょっと謎解き風。純粋な想いにしょーもないのが乗っかった話というか。

 むらむら伯爵という名を頂戴してしまったウィリアムには思わず涙が(笑いすぎて)。
 絆を深めていくジュリエットとウィリアムは実に幸せそうで顔がゆるんでしまいます。ウィリアムの問題はまだ解決しないけれども、ジュリエットとの結婚によって、色々なことがいい方へ向かっているようでこちらも幸せな気分になりました。

 その他、兄命なウィリアムの弟、不気味なお城の人々、気まぐれで本能に忠実な魔女、様式美を追求する領民たちとのやりとりも面白かったですね。
 
 すっかりできあがっている主役カップルのいちゃいちゃを楽しむお話なので、恋の経緯を求める人には不向きかもしれませんが、個人的には大変好みの作品でした。続きが楽しみです。
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