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女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

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森崎朝香「春夢の花嫁 珠閣雷鳴」

   2010-08-09  Tag : 森崎朝香ホワイトハート花嫁シリーズ明咲トウル
春夢の花嫁 珠閣雷鳴 (講談社X文庫―ホワイトハート)春夢の花嫁
珠閣雷鳴

・ 著者:森崎朝香
・ 講談社X文庫―ホワイトハート
・ 2010/08/05

 亡き父の後を継ぎ町医者をしている珠華がある朝目覚めると、なぜか王宮で暮らす国王の姉「珠華公主」となっていた。それは本物の珠華公主による王宮ぐるみの悪ふざけだったが、そんな真相を知るはずもなく、人違いを主張しても取り合ってもらえず途方に暮れる珠華。しかし、「公主様」の生活を強いられるうち、あまりに贅沢で怠慢な王族の暮らしに憤りを感じるように。開き直った珠華は「公主」の立場を利用し、思うところを成そうとするが……!?

 中華風の世界を舞台に、運命に翻弄されるさまざまな女性たちの愛憎を描いてきた花嫁シリーズ……ですが、本作12巻目は愛が脇に追いやられた今までにない変化球となっています。
 王宮全体を巻き込んだ公主による悪ふざけのターゲットとなり、公主に仕立て上げられてしまった女の子が主人公。はじめは戸惑うばかりだった彼女が立場を逆手に取って(ネタバレ:堕落した王宮、少年王の心を改革して)しまうといったストーリー。

 かなりありえない強引なお話な上、「花嫁」の姿が全く見えないわけですが(ちょっとそれらしい展開があったものの、一瞬で消えましたよ……)、開き直った主人公・珠華の迫力がすばらしく、次々と大臣だの、お妃だの、王様だのをやりこめていく様子が大変痛快で面白かったです。

 自分に価値を見いだせず、享楽的な生活を送っていた少年王が、珠華のペースにイヤイヤながら巻き込まれるうち、変化が生まれ成長していく姿にはわくわくさせられました。

 ラブは本当にうっすらでしたが、この匙加減が今回の作品には合っていたかなとも思います。とりあえず個人的にニブすぎる珠華に苦労する王様の今後を妄想してニヤニヤしておきました。結局それ以上の関係になったのかどうか、とても気になるところです。
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