- `)。oO(少女小説読みの日記)

女子向けライトノベルの感想をだらだら綴ってます

2017 03  ||  123456789101112131415161718192021222324252627282930 ||  2017 05

スポンサーサイト

   -------- 
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
Loading...

谷瑞恵「伯爵と妖精 永久の想いを旋律にのせて」

   2010-08-15  Tag : 谷瑞恵コバルト文庫伯爵と妖精高星麻子
伯爵と妖精 永久の想いを旋律にのせて (コバルト文庫)伯爵と妖精
永久の想いを旋律にのせて

・ 著者:谷瑞恵
・ コバルト文庫
・ 2010/07/30

 エドガーの子供を授かることができないかもしれない――リディアが人知れず悩む中、ロンドンとその近郊で怪物が出現しているとの噂が立つ。調査を進めるリディアとエドガーは、それが悪しき妖精・ナックラヴィーであり、プリンスの組織で新たに台頭してきたテランという男によって操られ、リディアの命を狙っていることを知る。その後、ナックラヴィーに対抗する手がかりになりそうなイングランド民謡・グリーンスリーヴスの発祥の地、コーンウェルへと向かうことになる伯爵夫妻だったが……。

 ヴィクトリア朝を舞台に、階級の差やそれぞれが抱える事情を乗り越え夫婦となった妖精博士・リディアと伯爵・エドガーによるラブファンタジー、23冊目(愛好者読本含め)。
 今回はナックラヴィーの事件を軸に、伯爵夫妻それぞれの存在を欲し排除しようとする者たち+αの目論見によって二人が揺さぶられていく感じ。

 案の定、エドガーの子供を授かれないかもしれない、というリディアの悩みはエドガーとのすれ違いを生みましたね。おいおい、またか……とツッコミつつも、"相手を幸せにしてあげるには自分ではだめなのかも知れない"という気持ちからのもので、相手の幸せを願うその切ないまでの想いにやっぱり胸が締め付けられました。

 今回、エドガーがわけありナックラヴィーと自身の境遇を重ね合わせ、無償の愛の可能性を信じる展開になったわけですが、同時に子供のことで悩むリディアが母親の愛情に触れることになったのはちょっと深読みしたくなっちゃいますね。彼女の体調不良、実は……とか思ってしまったり。

 なかなか重苦しい展開の中、レイヴンとポールはとても癒しです。レイヴンvsケリー(「男を呪い殺したいんですか」)、ポール×ロタ(「君さえ……ければ(←聞こえない)」)には盛大に噴きました。
 今回アーミンも色々と行動していましたね。彼女の存在が吉なのか凶なのかいまだよくわかりませんが、私的にはケルピーとのドライな関係に萌えーです。

 それにしても、最後に明かされた事実にはびっくりです。あの人、そういう立場のひとだったのかー!振り返ってみると確かに怪しさ満載なんですが、すっかり油断させられていましたよ!
 物語も大分動き出し佳境に入ってきた感がありますね。(ネタバレ:伯爵夫妻の別離が長くないといいなあと願いつつ)続きをお待ちしています。
Loading...
Comment













管理者にだけ表示を許可する
この記事のトラックバックURL
http://calatte.blog56.fc2.com/tb.php/503-95b6fcad


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。